エアコンのDIY交換で実際に使った工具と材料を全部まとめました。結論から言うと、フレア加工や真空引きに使う専門工具はレンタルで済ませられます。購入したのは数百円の消耗品だけで、工具・材料にかかった費用は合計約5,400円でした。
交換作業の全手順は【DIY】エアコンを自分で交換!取り外しから取り付けまで全記録にまとめています。この記事は「何を用意すればいいか」だけを知りたい方向けです。
結論:専門工具はレンタルセットがベスト
エアコンの取り付けには、真空ポンプやフレアツールなど普段のDIYでは使わない専門工具が必要です。買い揃えると数万円かかりますが、使うのは数年に1回。そこで今回はフレア加工の工具一式をヤフオクでレンタルしました。真空ポンプ(BBK製)、デジタル真空計(タスコ製)、フレアツール、トルクレンチなどがセットで、レンタル料3,030円+返送料1,420円で済みました。
ヤフオクや楽天で「エアコン工具 レンタル」「フレアツール レンタル」と検索すると、同様のレンタルセットが見つかります。数日借りられれば十分なので、週末DIYでも余裕を持って作業できます。
レンタルセットに含まれていた専門工具
フレアツール
銅管の端をラッパ状に広げる工具です。フレア接合はエアコン配管の要で、これが不正確だとガス漏れの原因になります。クラッチ付きのタイプなら、適正な広がりで自動的に空回りするので締め込みすぎの失敗がありません。

トルクレンチ
フレアナットを規定トルクで締めるために必須です。2分管(細管)は14〜18N・m、3分管(太管)は34〜42N・mが目安。締めすぎても緩くてもガス漏れにつながるため、普通のレンチでの感覚締めはおすすめしません。

真空ポンプ・真空計
配管接続後、配管内の空気と水分を抜く「真空引き」に使います。これを省くとコンプレッサー故障の原因になるので必須工程です。デジタル真空計があると、真空到達と漏れの有無が数値でわかって安心です。
パイプカッター・バリ取り
銅管を必要な長さに切るパイプカッターと、切断面のバリを除去するバリ取り。バリが残るとフレア面の密着不良や冷媒の流れに影響するので、地味ですが大事な工程です。

購入した消耗品・材料
消耗品は返せないので購入です。といっても全部で1,000円ちょっとでした。実際に使ったものはこちらです。
配管化粧テープ
室内機と室外機をつなぐ配管まわりに巻いて保護・化粧する非粘着テープです。
エアコン用配管パテ
壁の配管穴の隙間を埋めるパテです。虫や雨風の侵入を防ぎます。88円で買えるのに効果は絶大です。
耐候性の結束バンド(長尺)
配管を柱に固定するのに使いました。屋外なので紫外線に強い耐候性タイプ、配管を巻ける530mmの長さを選んでいます。
アース線(1.6mm)
室外機のアース接続用です。今回はコンセント移設に伴って5mを購入しました。
家にあるもので足りた工具
- モンキーレンチ×2(またはスパナと併用):配管の取り外し・締め付けで、相手側を固定するのに使います
- 六角レンチ:ポンプダウンで室外機バルブのスピンドルを開閉するのに必須
- プラス・マイナスドライバー:カバーの脱着、電源コードの接続など

エアコン本体もネットで買える
今回取り付けたのはAmazon.co.jp限定のCOMFEE’(コンフィー)のエアコンで、購入価格は40,850円でした。Amazonでは設置工事(別途17,600円)も一緒に頼めるので、「本体はネットで安く買って、取り付けだけ考える」という選択もできます。
【Amazon.co.jp限定】COMFEE’ ルームエアコン 6畳 2.2kW(CYA-2216AZ/COYA-2216AZ)
🛒 Amazonで最新価格をチェック※Amazon限定商品のため楽天での取扱いはありません。
かかった費用まとめ
エアコン交換全体でかかった実際の費用です。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| エアコン本体(COMFEE’) | ¥40,850 |
| 真空ポンプ工具セット(ヤフオクレンタル) | ¥3,030 |
| レンタル品返送料 | ¥1,420 |
| 結束バンド | ¥458 |
| 配管用パテ | ¥88 |
| アース線(直径1.6mm) | ¥435 |
| 家電リサイクル料金 | ¥550 |
| 合計 | ¥46,831 |
業者に取り付けを頼むと1万5千円〜2万円、取り外し・処分も含めると3万円超が相場です。工具レンタルと消耗品の約5,400円で済んだので、約2万円の節約になりました。
注意:資格が必要な作業があります
- コンセントの移設・増設は電気工事士の資格が必要です。今回の作業でもコンセント移設が発生しましたが、有資格者として作業しています。無資格での電気工事は法律違反です
- 冷媒(フロン類)は適切に回収する必要があります。ポンプダウンをせずに配管を外すと冷媒が大気放出され、法令違反になります
- 作業はご自身の責任で、安全に十分配慮して行ってください
工具を揃えるのが大変そうと感じたら
「レンタルでも段取りが大変そう」「失敗のリスクは避けたい」という方は、業者に頼むのも合理的な選択です。取り付けだけなら1万5千円〜2万円程度が相場なので、DIYとの差額と手間を天秤にかけて決めてください。
実際の交換手順は本編で
ポンプダウンから真空引き、試運転までの全工程を写真付きで記録しています。工具を揃えたら、こちらを見ながら作業してみてください。

コメント